パペットスンスン制作記1:はじめに

パペットスンスン制作記 パペットスンスン

アレって作れるの…?

突然ですが、パペットスンスン、最高ですよね。
(この記事に辿り着いた方は好きだよねという前提で進めます)

我が家でもみんなハマって楽しんでいます。フサフサしたスンスンの毛並みが愛嬌があって良いんですよね。そしてスンスンの言葉の癒やし効果。大人の心を浄化するコンテンツだなといつも感じています。

ところがグッズ欲しい!と思って目を向けてみると、とたんに公式のグッズもゲーセンのプライズもあんまり似てなくてイマイチな印象でした。子供と一緒にクレーンゲームで見かける時も「口が無い」「毛並みが」「それっぽくないね」という感想になってしまいがちで。何でだろう?毛並みの再現性とコストでしょうか…?

(関わられた方々を批判するつもりでは無く、あくまで話の導入という事で)

そんな折にふと、「手芸の得意な人なんかが上手に作ってるんじゃないか?」と思いついて「パペットスンスン 自作」なんて検索をしてみました。するとドンピシャなページがすぐに引っかかりました。なんてこった…!

【作り方】パペットスンスンが欲しすぎて自作してみた
パペットスンスンが欲しすぎて、自分で作りました!作り方を、使った材料や型紙の写真付きで詳しく紹介しています。

ただ驚きでした。「アレって実際作れるんだ…!!」と。

まさに「思いつく事は既に誰かがやってる」というやつでした。既にスンスンの手作りレシピはネットの海にあったのです。以降、上記ブログ様には勝手に敬意を持って「師匠」と呼ばせていただこうと思います。

しかし型紙をダウンロードできる形では公開されてなかったようなので、自分で大体の寸法と形を参考に、目測で型紙を再現してみようとの考えに至りました。

自分で作った型紙では実際に縫い合わせてみないと寸法が合うか一切わからないので、まずは百均とかで買ってきた生地なんかで「素組み」をしてみて、自分でもちゃんと作れるか判断しようという考えです。

とりあえずの試作1号

まずは元のレシピ通りで、マイ型紙の寸法がちゃんと合って形になるのかの確認を進めました。

娘いわく「トラ柄にして手足も描いておいたよ」とのこと。とらちゃん。

最初はクオリティは度外視ですが、縫い目というか生地同士の寸法と縫い上がり?(何て呼ぶんですかね?)がピッタリ合ったため、目測で書いた型紙でも何とかなる事にちょっと感動がありました。

と同時に、「口が真上向いてるぞ… これどうなの…?」という事に気付きます。
スンスンって正面向く時いつも頭を90度曲げてる訳じゃないよね…?
よし、頭部の型紙を修正して試作2号に取り掛かる事にしよう。

この時はよく考えていませんでしたが、この時点からオリジナルのレシピ作りが始まっていた事になります。

改良した試作2号

試作2号
毛なしスンスンと呼んでます。目はまだ適当でした。

口が開く向きを横方向に修正して、ついでに頭部の形や毛並みを(無いけど)意識して、綴じ代や切り込みを更新しました。「こりゃネズミの国のキャラクターか?」くらいに思っていたんですが、やっているうちに段々と細部の改善点も思いつくようになりました。

「黒目が大きすぎる」とか、
「目玉がグラグラする」とか
「口の生地が大き過ぎるな」などなど。

そんな感じに次への改善案のアイデアを考えているうちに、いつの間にか
「スンスンのレシピをそれなりに再現できそう?」だったのが、
もっと自力で師匠のレシピを良くできないだろうか…?
「俺が一番スンスンを再現してみせる、ガチる」

へと思考が飛躍していきました。

こうやって文字にすると突然頭がイッてる人みたいですが、後発である立場上、先達よりもより本物に近くてクオリティを突き詰めたものではないと、自分がやる意味がないとなるわけです。この辺でブログ化する事を考えていたので「これは本気マジでやらざるを得ぬ」と一人覚悟をしたのでした。

しかし、12月に素材集めをして1月に試作を始めてからこの時点でもう3月。
特に目玉の塗装に時間を取られ、取り付け方法のテスト作なども含めると、作った目玉の数は14個。

結構な時間をかけてしまったので、一旦ここまでで頭の中のレシピをまとめて形にしようと、本番の生地を使って一通り組み上げてみました。

プロトタイプ版(不合格ともいう)

アイエエエエ!?スンスンナンデ!?
これを見てOKが出るでしょうか。自分的には何とも言えない仕上がりに感じました。もちろんこのクオリティで「十分だよ」「良いじゃん」と感じる人もいるでしょうし、「ニセモノめ」「出直してこい」と思う人もいるでしょう。

うちのキッズには「本物だー!」と大好評でしたが、一方で嫁氏からは「毛並みが過剰」「口と目の間が厚すぎる」と厳しい評価でした。自分も全く同感です。誰だお前。

そうだよね、いったんガチると決めた以上はNGをもらうようじゃ駄目だよね。

またここから作り直し?と何度も折れそうな気持ちにもなりましたが、「一切妥協しないと決めたのだ、二言はない」と何度も自分に言い聞かせ、再び改善案を捻り出しました。

後でわかった事ですが、頭部(口と目の間)の厚みは結局のところ、型紙の形状と内部で過剰に仕込んだパーツの高さが原因だったようです。

やっと完成版

更に4月までもつれ込んでしまいましたが、やっと公開できるところまで進んでこれを書いています。

スンスン制作 完成写真

「おぉッ…!完璧パーペキだッ…!」と思いがけず鎧さんっぽいセリフが出て、嫁さんの評価も得られたので、これでひとまず合格ラインは超えたかなと思います。

もうウッキウキで早速「スン活」をしに出かけたかったのですが、桜の季節にはギリギリ間に合わなかったため、ネモフィラとポピーを撮影してきました(冒頭の画像もですね)。

FUWAA

いやー何とか形になって良かった良かった。
しかし、まだまだ公式のスンスンと比べると改善点があると感じています。

・指が短い
・親指の角度が立っている
・腕の棒のロッドを固定する仕組みがない(すぐ抜ける)
・1ミリほど黒目を減らしたい
・と同時に口(黒)を一回り増やしたい

ひとまず型紙には反映しておこうと思ってますが、次から次に改善点を挙げてたらキリが無いので、いったんこの辺でversion1として線引きしなくてはと考えています。

そんなこんなで、みなさんの元にいい感じのスンスンを届けるべく、しばらく制作レシピを詳しく載せていく方針なので、興味がある方は時々覗いていただけると幸いです。

次回は型紙を公開しようと思います。ではでは。

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